島本総合司法書士法人ブログ

初講師とボイスレコーダー

このShimamoto Blogがはじまって1年以上経ちましたが、初投稿です。
さて、少し前のことになりますが、10月11日広島司法書士会館にて「特定分野研修会」が開催されました。
テーマは「事業承継」です。
私は、広島司法書士会の商事法務研究室のメンバーとして講師をさせていただきました。
初の講師です。しかも10人以上の前で3分を超えて話をするのは初めてでした。
「事業承継」というテーマは非常に範囲が広く、私の持ち時間である2時間の中で、何を研修に来られた広島司法書士会会員の皆様にお話ししたら良いか、とても悩んだのですが、
日司連の研修会への出席や商事法務研究室の会議を重ねる中で、
  ①事業承継相続法制(「遺留分に関する民法の特例」) 【1時間】
  ②事業承継会社法制(「種類株式等の活用・定款自治」)【1時間】
という内容に決定しました。
①については「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」の中の遺留分に関する民法の特例の話ですが、この特例の施行は来年の3月1日からということで、施行までにまだ間があるので、制度の大枠をお伝えできればという趣旨で、
②については「株式分散の問題、集中化対策」「種類株式を設計する際の注意点、活用例」「事業承継対策としての定款自治」など、日司連その他の研修会や書籍から得た情報を中心に、若干の私見を織り交ぜてご紹介するという構成でした。
冒頭でも書いたとおり、私は大勢の方の前で長時間話をするのは初めてでしたので、当然いろいろと準備をしました。研修会(大阪・仙台)への参加・参考書籍の読み込み・研修資料の作成など。
しかし、いくら充実した資料を作成しても、研修会の講師というのは資料を渡して「私のお伝えしたいことはこの資料に書かれていますので、読んでおいて下さいね」で終わることはできず、当然話をしないといけないのですが、初めてなだけに、いったい自分はどの位の声で、どのようなテンションで話すべきか皆目見当が付きませんでした。
そこで、タイトルにある「ボイスレコーダー」のお世話になるわけですが、まずこのボイスレコーダー、今回研修のために購入したわけではなく、7年ほど前に秋葉原にて購入したもの(ちなみに今回初使用)で、当時いったい何の目的で買ったのか思い出せないのですが、これが結構な優れモノでして、私の滑舌の悪さや語尾の不明確さなどをキッチリ録音してしまうのです。
とはいえ、ほかに頼るモノもないので、このボイスレコーダーを使って計5・6回、時間を計りながら、自分を声(研修にて話す内容)を吹き込み、それを聞き返すという行為を研修当日まで繰り返しました。
自分では最初よりは上達したと思っていたのですが、研修当日の朝、ボイスレコーダーに吹き込んだものを妻に聞かせたところ、「ん~、まあ・・・ガンバッテ!」という評価をいただき、不安なまま研修に臨みました。
結果は・・・これは自分では評価できません。滑舌の悪さが相変わらずだったことは確かです。
でも精一杯やりました。ボイスレコーダーも7年の歳月を経て日の目を見ることができましたし、今回の研修会「初講師」、私自身得るものが大きかったように感じます。
何か初めてのものにチャレンジしたり、初めての環境に自分を置くことは、自分の成長に繋がると思いますし、時には自分に不向きと思われることに手を挙げることも(他人にひどい迷惑を掛けない限りは)面白いかなと思います。
初投稿ということで、ややテンション高めで長文を書いてしまいました。
また投稿しますので、よろしくお願いします。
(O)

2008年10月24日