島本総合司法書士法人ブログ

「自己の株式」と「自己株式」

今回はかなりマニアックな話です。
会社法の条文では「自己の株式」と「自己株式」は使い分けられています。とても細かい話ですがその違いは何でしょうか?下線部分をご参照下さい。
(発行可能株式総数)
第113条  株式会社は、定款を変更して発行可能株式総数についての定めを廃止することができない。
2  定款を変更して発行可能株式総数を減少するときは、変更後の発行可能株式総数は、当該定款の変更が効力を生じた時における発行済株式の総数を下ることができない。
3  定款を変更して発行可能株式総数を増加する場合には、変更後の発行可能株式総数は、当該定款の変更が効力を生じた時における発行済株式の総数の四倍を超えることができない。ただし、株式会社が公開会社でない場合は、この限りでない。
4  新株予約権(第二百三十六条第一項第四号の期間の初日が到来していないものを除く。)の新株予約権者が第二百八十二条の規定により取得することとなる株式の数は、発行可能株式総数から発行済株式(自己株式(株式会社が有する自己の株式をいう。以下同じ。)を除く。)の総数を控除して得た数を超えてはならない。
確かに、
第二章 株式
第一節 総則(第百四条―第百二十条)
 ~中略~
第四節 株式会社による自己の株式の取得
となっております。(こちらも下線部分をご参照下さい。)
「自己の株式」を、株主から取得した結果、「自己株式」になるということですね。
やはり条文は凄いですね。
(K)

2009年03月11日