島本総合司法書士法人ブログ

「同族会社の緩み断つ」(日本経済新聞より)

少し古い話なのですが、日本経済新聞の平成21年2月18日の15面に下記のような記事がありました。(『』内記事引用。)
『「このままではウチの会社は必ずダメになる」。化粧品・医療品原料の販売会社マツモト交商(東京・中央)の松本伊兵衛(十三代目)社長は三十年前に痛感した。当時、社長の父を取り巻く役員はトップの方針に異議を唱えない「イエスマン」ばかり。社員は自分の営業成績だけを考えて同僚の商談には無関心。老舗には信用があるから向こうから商売が来る。そんな緩みが社内にまん延してた。
 「五年間、黙って自分の仕事ぶりを見ていてほしい。それで文句がなければ社長を代わってください」と四十歳で専務だった松本氏は父に通告した。ワンマンだった十二代目伊兵衛氏は何も言わずに息子の要請に耳を傾けていたという。
 五年後の一九八四年、宣言通りに社長交代を迫ると父は応諾した。自分が働きかけなければ病に倒れるまで君臨していたに違いない。「同族会社でも世代交代を待っていては手遅れ。社長の座は自ら奪い取らなければ」。松本氏は老舗の若手後継者たちと話す機会があれば、こう忠告する。』(以下、省略)
事業承継の場面において、後継者の方から世代交代の話を切り出すことは非常に難しいとよく聞きます。なので、上記記事を読んだとき両当事者ともとても凄いなぁと思いました。なかなか出来ることではないのではないかと思います。
なお、記事の全文は上記会社のHPに掲載されています
http://www.matsumoto-trd.co.jp/topics/index.html
ので、興味がありましたらご覧になって下さい。
(K)

2009年02月26日