島本章生ブログ

過払いバブル申告漏れ

消費者金融会社に対して払いすぎた利息を過払金として取り戻す代理手続をした全国の司法書士及び弁護士の7年間の税務申告漏れが79億円もあったと報道された。
過払い金返還バブルで,この業務に注力する司法書士及び弁護士は随分潤っているようだ。
その報酬計算の多くは,例えば,利息の引き直し計算前に200万円の残借入額があるとして,引き直し結果100万円過払い金があった場合,過払い金100万円の20%~30%を報酬として,さらに減額分の200万円の20%~30%を加えて,最低でも60万円が報酬となるとのこと。
報酬が高額化していることを疑問視する日刊新聞もあった。
うちの事務所では,債務整理を始めた当初から減額報酬をもらっていない。
過払い金の請求は,司法書士法及び弁護士法の規制で140万円までに限られるが,前例の計算では,返還額100万円の21%の21万円だけが報酬となる。訴訟をしたとしても返還額の21%~27%としている。
なぜなら,債務整理は債務者の再建を目的としており,よりよい再起を目指してもらいたいとの願いがあるからだ。

2009年10月22日