島本章生ブログ

民事信託

民事信託で大丈夫ですか。

民事信託の利用が一般的となって久しく、その利用は認知症対策が殆どであると思います。
理由の一つに、成年後見人が付くと「何かと面倒だ」というのがあります。
しかし、成年後見人を付けることを避けるための理由だけで、民事信託を選択していいのでしょうか。
成年後見人制度は、本人の財産を守ることに優れた制度です。
民事信託を選択しても信託受託者が自己使用やその他余計な支出をして暴走をしてしまっては元も子もありまん。
民事信託を組成する場合には、次のことを理解する必要があります。

①本人の財産(相続財産)を守るか否かは受託者の信用次第である。
②相続税対策にならない。
③遺留分対策にならない。
④後日相続で争いになるリスクはないか。
⑤信託不動産とそれ以外の不動産とで損益通算ができない。
⑥取引金融機関の理解は得られているか。
⑦その他

これらはとても重要です。

2020年08月27日