幸先裕明ブログ

資本金の額が増加しない増資

若干不正確な表現かもしれませんが、資本金の額が増加しない増資の登記を経験しました。
そのからくりは簡単で、新株式の発行と自己株式の処分が併存しており、自己株式処分差損の額が新株式の出資分よりも大きかったため、増加させる資本金部分がなかったというものでした。
登記の事由が「募集株式の発行」であるのに、登記すべき事項には、「発行済株式の総数」しかないというのが何とも違和感がありましたが、無事登記は完了しました。
また、資本金の計上証明が添付書類となっている意味がよく分かる登記でした。
なお、登記完了後の謄本を見ると、増資をしたのか、株式分割をしたのか、はたまた株式交換をしたのか全く分かりません。

2015年04月15日