幸先裕明ブログ

自己株式の処分を伴う募集株式の発行

先日、初めて、自己株式の処分を伴う募集株式の発行に関する登記を行いました。
(以下、実際の数字からは変えてあります。)
増資前の状況が、
 株主 2名(うち1名発行会社)
 発行済株式総数 200株(うち、自己株式60株)
 資本金 100万円
で、自己株式(60株全て)と新株を引受け930万円(1株5,000円)出資し、資本金を1000万円にしたいということでした。
930万円出資するため、当然にそのうちの900万円で資本金をアップできるだろうとのことでしたが、議案を1つにまとめようとしておられたので、自己株式部分につき差損が出ると900万円アップできない恐れがあります。
そこで、ただちに、自己株式の簿価を顧問税理士の方に確認したところ1株5,000円
でした。従って、自己株式の簿価は、5,000円×60株=30万円となり、差損も差益も出ず、無事、900万円資本金を増加させることが出来、発行済株式総数2,000株・資本金1000万円の出来上がりとなりました。(ちなみに、募集株式の数は1860株。)
そして、登記の添付書類である「資本金の額の計上に関する証明書」も初めて「自己株式の処分を伴う場合」の方の雛形(法務省のHP)を利用致しました。(株式発行割合は、30/31のため、%では記載しませんでした。)

2013年10月23日