幸先裕明ブログ

相互保有

完全子会社が完全親会社の議決権の4分の1以上を有する場合、完全子会社の株主総会における議決権は誰が行使するのでしょうか?
いわゆる相互保有により、完全親会社は完全子会社の株主として議決権を行使できないようにも思えますが、「株式会社法 第3版(江頭憲治郎著)」の312ページによると
「株式相互保有規制を適用すると総会において議決権を行使する者が誰もいなくなる場合(完全子会社が親会社の議決権の四分の一を有する等)には、議決権行使の禁止は適用されない。(会社則六七条一項)」
とあり、行使可能となっています。
子会社は親会社の株式を原則取得してはいけないため、あまりこのようなケースはないはずなのですが、以前、実際に同様のケースがあり、コンサルの方から質問を受けたことがあり、そのとき調査したものです。

2010年01月20日