幸先裕明ブログ

株式分割

先日、株式分割に関する基準日について取り上げましたが、残念ながら、中堅・中小企業においては、実際に株式分割をすることはあまりないのではないかと思います。
では、少ないながらどのような場合に株式分割をするのでしょうか?
例えば、組織再編において対価が株式の場合で、比率によっては、端数がでるようなケースに、その端数を避けるために事前に行ったりします。(端数がでる場合は組織再編後の手続が少し面倒になる可能性があるため。会社法§234ご参照下さい。)
また、1株あたりの株価が非常に高額な場合で、1株当りの株価を下げてから、贈与や売買をするために行う場合もあります。
株式数が増えるので、その分資本金を増やす必要があるのでは?とたまに聞かれたりしますが、その必要はありません。ただ発行済株式総数が増えるのみで、資本金の額が株式分割のみによって変わったりすることはありません。

2009年07月3日