幸先裕明ブログ

会社分割における重畳的債務引受に関してよくある誤解

会社分割において分割会社が承継会社・新設会社(以下「承継会社等」という)に承継させた債務(以下「対象債務」という)について重畳的債務引受の方法によることも多いと思います。
このとき、承継会社等が対象債務を重畳的に債務引受していると思っておられる方が多い印象なのですが、そうではなく、対象債務が一旦承継会社等に承継され、その承継された対象債務を分割会社が重畳的に債務引受をするということになります。
免責的債務引受と異なり、重畳的債務引受なので、結果、あまり変わらないようにも思えるのですが、対象債務が抵当権の被担保債権になっている場合の登記手続や対象債務の連帯保証がどうなるかという点に影響を与えます。
(重畳的債務引受の場合に、対象債務の連帯保証は、会社分割後にも当然に及ぶのか判然としません。。。)

2014年10月30日