幸先裕明ブログ

2018年4月

『事例で学ぶ会社法実務〈全訂版〉』(中央経済社)

『事例で学ぶ会社法実務〈全訂版〉』(中央経済社)
https://is.gd/RL9n6x

が出版されました。
恐れ多くも司法書士の金子先生・立花先生との共著となっております。

同書は、平成26年に出版された初版を近年の法令改正等にあわせた内容とするとともに、新たな論点についても解説したものとなっています。したがいまして、ベースは金子先生がお書きになられておられます。ただ、極一部ですが私の書いた部分もあったりするのですが、初版を手元に置き、折に触れて確認しつつ業務に当たっておりました者としましては、とても不思議な感じがしております。

商業登記に関する業務を取り扱うには、実体法である会社法の理解が欠かせません。同書は、その名のとおり登記に関してだけでなく会社法についても基礎的なものから踏み込んだ論点まで幅広く触れられておりますので、ご職業やキャリアの長短を問わず会社法・商業登記実務に携わる方・興味をお持ちの方のお役に立てるのではないかと僭越ながら思っております。

ですので、是非お手にとって頂き、日々ご活用頂ければ幸いに存じます。

2018年04月18日
 

書面決議による定時株主総会

臨時株主総会は、いわゆる書面決議(会社法§319)で行われる会社様も結構いらっしゃるのですが、定時株主総会はひとつの区切りなのか、書面決議で行われることは意外に少ないという印象を個人的には持っています。

もちろん、定時株主総会も書面決議で行われる会社様もいらっしゃるのですが、この場合、定時株主総会の終結時(会社法§319⑤)に役員の任期が満了し、改選の議案がある場合に注意点があります。
それは、議事録に当該役員が任期満了により退任する旨の記載を失念しないようにすることです。
会議体による定時株主総会の議事録については、会社様作成の議事録にもその旨の記載がされていることがほとんどなのですが、書面決議による議事録については記載がないことが何故か多い気がします。書面決議による議事録の記載についてはシンプルなものになるからでしょうか。
もちろん、議事録に記載を漏らしても定款を添付すればよいのですが、一手間増えてしまいます。

2018年04月3日