幸先裕明ブログ

2015年10月

会社法施行規則27条6号

株式会社が自己株式を取得できる場合は、会社法155条及び会社法施行規則27条に規定してあります。
この中で会社法施行規則27条6号は
六 合併後消滅する法人等(会社を除く。)から当該株式会社の株式を承継する場合
となっています。
ここで、疑問が。
「法人等」は、会社法施行規則2条3項1号に
一  法人等 法人その他の団体をいう。
と定義があり、
「会社」は、会社法2条1号に定義があり、
一  会社 株式会社、合名会社、合資会社又は合同会社をいう。
となっています。
しかし、会社法では、株式会社は「会社」としか合併できません。先日のブログでもとりあげましたとおり、外国会社との合併も不可です。
つまり、一見、「株式会社」が「会社を除く法人等」と合併するということはあり得ないように思えるのです。
では、会社法施行規則27条6号はどのようなケースを想定しているのかと思い、調べてみると、例えば、保険業法164条のような場合(株式会社と相互会社の合併)があることが分かりました。
なるほど!

2015年10月12日